【決算・開示コラム】[連結納税制度を採用することにより、ガバナンスは強化される！？]

アガットコンサルティング・公認会計士の藤浦　宏史です。

2月26日の日経新聞に
「大王製紙が2015年３月期から連結納税制度を導入する方針を固めた」
という記事が掲載されています。

この記事の中で
「連結納税を始められるほど、ガバナンス（企業統治）の“正常化”が
進んできたことも意味していそうだ」
という記載があり、最近の流れの1つを象徴していると感じました。

アガットでは昨年から「子会社管理サービス」というのを
１つのメニューとして相談をお受けしているのですが、
「子会社への親会社の影響力を高める1つの手段」として
「連結納税制度導入も併せて検討している」という話を聞くことが増えています。

外部の利害関係者も
「連結納税制度を採用することにより、ガバナンスは強化される」と
捉えてくれる傾向であれば、コーポレート・ガバナンスの一環として、
連結納税制度導入を検討する会社も増えてくるように思います。

とはいえ、連結納税制度は一度採用すると原則として取り消すことができません。
さらに事務方の負担が増えることは確実であり、
かつ海外子会社には適用できないことも念頭に置く必要があります。

アガットでは3月26日に
「どっちがお得？連結納税制度＆グループ法人税制の理論とケーススタディ」
というセミナーを開催予定です。

連結納税制度導入に、ご興味のある方は、是非ご参加ください。

▼お申込みはこちらから！
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【 申込URL 】 https://www.agateconsulting.jp/seminar0326/index.html
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公認会計士
藤浦　宏史