【決算・開示コラム】[９月１日は防災の日～防災と減災～]

公認会計士・税理士の畑中 数正です。

今年も、記録的な大雨や台風による被害が全国各地で発生しました。
災害の被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。

９月１日は防災の日です。

防災とは、災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、
及び災害の復旧を図ることをいいます。
（以前、ご紹介した企業が行う防災である「企業防災」についての記事は
こちらをご覧ください。）

さて、「防災」と似た「減災」という言葉を聞いたことはありませんか。

「減災」は、災害による被害をできるだけ小さくする取組みをいいます。

「防災」と「減災」は異なる概念ではなく、重なる部分がほとんどですが、
「防災」には災害を未然に防ぐ目的が含まれるのに対し、
「減災」は自然災害の発生を未然に防ぐことができないことを前提としたうえで
被害を最小限にすることを目的としています。

「減災」の取組みは、大がかりな準備や多額のお金をかけなくても、
日ごろの工夫や気づきで行うことができます。

内閣府がホームページに掲載している減災のてびきでは、
すぐにでも実行できる「７つの備え」を紹介していますので、ぜひご参考ください。

▼防災の詳細については下記内閣府のウェブサイト等をご参考ください。
・「企業防災のページ（内閣府防災担当）」
・「減災のてびき～今すぐできる７つの備え～（平成21年3月）（PDF）」

公認会計士・税理士
畑中 数正