WACC IPO
情報更新日:2017/04/06
- 【定義】WACCとは?
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WACC(Weighted Average Cost of Capital)とは、加重平均資本コストのことをいい、資本コストの代表的な計算方法の1つです。
借入にかかるコストと株式調達にかかるコストを加重平均したものです。WACCは、企業が達成すべき投資利回りの基準になる数値です。企業買収や企業評価する際、あるいは、企業内の投資案件の評価をする際に用いられます。
企業が事業を運営していく上で必要な資金には、負債と資本があり、それぞれ調達・維持のためには金利や配当金などのコストが必要となります。
【計算式】
WACC = [rE × E/(D+E) ] + [rD×(1-T) × D/(D+E)]
rE = 株主資本コスト
rD = 負債コスト
D = 有利子負債の額(時価)
E = 株主資本の額(時価)
T = 実効税率