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2016/07/25
日本の税金の種類
公認会計士・税理士の畑中 数正です。
まだ梅雨が明けていない地方もありますが、
暑い日が続いていますね。
体調を崩しやすい時期ですので、
夏風邪などひかれませんように。
さて、本日は税金の種類についてのお話をしたいと思います。
税金というと、消費税がまっさきに思いつくという方は
多いのではないでしょうか。
他にも所得税、法人税、住民税、酒税、たばこ税、固定資産税など、
日々の生活の中で数多くの税金を耳にすると思います。
ここでみなさんに質問です。
みなさんは現在の日本で適用されている税金が何種類あるかご存じですか?
正解は、平成28年4月末現在で、
国 税…23種類
地方税…約22種類
です。
(財務省 わが国の税制・財政の現状全般に関する資料
(平成28年4月末現在)「国税・地方税の税目・内訳」より)。
なお、地方税については、
地方自治体は条例により地方税法の定めがない税金である
法定外税(法定外普通税、法定外目的税)を定めることができます。
上記にある地方税の種類には法定外税の種類は除いているため
約22種類としています。
法定外税の内容についてもまた改めてご紹介したいと思います。
一覧にすると下記のとおりです。
表をご覧になっていかがでしょうか。
初めて目にした税目や内容が想像できない税目が
あったのではないでしょうか?
実は、税金のプロと言われている税理士や税務署の職員であっても、
全ての税金に精通しているわけではなく、
場合によっては一度も関わることがない税目もあります。
次回からは、あまり知られていない税目について順次ご紹介していきたいと思います。
▼詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
・財務省「国税・地方税の税目・内訳」
・国税庁「税の種類と分類」
・総務省「地方税の概要」
公認会計士・税理士
畑中 数正