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2017/03/31
IFRS「開示の原則」ディスカッション・ペーパーを公表
国際会計基準審議会(IASB)は30日、
開示の原則に関するディスカッション・ペーパーを
公表しました。
2017年10月2日までの期限で意見を求めております。
IASBは2013年より「開示に関する取組み」と称する
一連のプロジェクトを進めており、
現状では以下の内容から構成されています。
1)完了したプロジェクト
・IAS第1号「財務諸表の表示」改正(2014年12月)
・IAS第7号「キャッシュ・フロー計算書」改正(2016年1月)
2)「重要性」適用プロジェクト
・重要性に関する実務記述書
・重要性の定義
3)リサーチプロジェクト
・開示の原則(本件)
・基準レベルのレビュー
(その他、関連するプロジェクトとして
「基本財務諸表プロジェクト」「IFRSタクソノミ」もあり)
本件は、現在の開示が抱える問題に対処するため
効果的なコミュニケーションのための7原則、
IFRSにおける開示の目的や要求を改善するためのアプローチ、
及びミスリードを避けるための業績開示(非IFRS情報を含む)
の原則などを提案しております。
▼詳しくは以下のIASBウェブサイトをご覧ください。
http://www.ifrs.org/Alerts/PressRelease/Pages/iasb-outlines-steps-to-improve-disclosures-in-financial-statements.aspx