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資金の範囲 会計

情報更新日:2017/04/06

読み:しきんのはんい

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【定義】資金の範囲とは?

キャッシュ・フロー計算書において「資金(=キャッシュ)」とする範囲のことで、現金及び現金同等物が資金の範囲に含まれます。

「現金」とは、手許現金及び要求払預金を指します。要求払預金とは、預金者が一定の期間を経ることなく引き出すことができる預金をいい、例えば、当座預金、普通預金、通知預金などです。 預入期間の定めがある定期預金は、要求払預金には含まれません。

「現金同等物」とは、容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない短期投資をいいます。例えば、取得日から満期日又は償還日までの期間が3ヶ月以内の短期投資である定期預金、譲渡性預金、コマーシャル・ペーパー、売戻し条件付現先、公社債投資信託などです。
価値変動リスクが僅少といえない市場性のある株式等、その運用期間が比較的長期の金融商品への投資は、現金同等物には含まれません。

資金の範囲に含めた現金及び現金同等物の内容は、会計方針として記載するとともに、その期末残高と貸借対照表上の科目別残高との関係について調整が必要な場合は、その調整内容も注記する必要があります。

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