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修正後発事象 会計

情報更新日:2017/04/06

読み:しゅうせいこうはつじしょう

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【定義】修正後発事象とは?

決算日後に発生した後発事象のうち、その実質的な原因が、決算日時点においてすでに存在しており、決算日時点の状況に関連する会計上の判断や見積りをする上で、追加的またはより客観的な証拠を提供するものとして考慮すべき会計事象のことをいいます。重要な修正後発事象と判断されるものについては、財務諸表の修正が必要となります。

後発事象には、他に「開示後発事象」があります。

【修正後発事象の具体例】

1  決算日後における訴訟事件の解決により、決算日において既に債務が存在したことが明確となった場合には、単に偶発債務として開示するのではなく、既存の引当金の修正又は新たな引当金の計上を行わなければなりません。

2  決算日後に生じた販売先の倒産により、決算日において既に売掛債権に損失 が存在していたことが裏付けられた場合には、貸倒引当金を追加計上しなければなりません。

 

 

 

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