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クリーンサープラス関係 IPO

情報更新日:2017/04/06

読み:くりーんさーぷらすかんけい

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【定義】クリーンサープラス関係とは?

損益計算書で計算された期間損益と、貸借対照表における純資産の増減額(資本取引による増減額は除く)が等しくなる関係をいいます。

日本の制度会計における財務諸表は、クリーンサープラス関係が崩れています。

「その他の有価証券の評価差額金」等、損益計算書を経由しない純資産の増減があるためです。

これは、会計ビッグバンにより、国際的調和を考慮して資産負債アプローチを取り入れつつも、依然として収益費用アプローチも重視したからです。

平成23年3月31日以降終了する連結会計年度の年度末に係る連結財務諸表からは、連結包括利益計算書により包括利益が表示されるようになり、純資産と包括利益の間のクリーン・サープラス関係が明示されることになりました。

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