【決算・開示コラム】[【国税庁】平成29年度租税滞納状況について]

公認会計士・税理士の畑中数正です。

7日、国税庁が平成29年度租税滞納状況を公表しました。

滞納とは、国税が納期限までに納付されず、督促状が交付されたものをいいます。

平成29年度末における滞納整理中のものの額（滞納残高）は8,531億円となっており、
平成28年度末の滞納残高8,971億円から440億円減少（▲4.9%）しました。

各税目別の滞納整理中の額は以下のとおりです。

また、平成30年４月及び５月に督促状を発付した滞納のうち、
その国税の所属年度（納税義務が成立した日の属する年度）が
平成29度所属となるものを含んでいます。

滞納残高のピーク時は平成10年度の2兆8,149億円で、
平成11年度以降は19年連続で減少しています。
また、滞納発生割合（新規滞納発生額／徴収決定済額）についても、
平成29年度は1.0％であり、14年連続で２％を下回り、
国税庁発足以来最も低い割合となっています。

▼詳細は下記国税庁ウェブサイトをご参考ください。
・「平成２９年度租税滞納状況について」（平成３０年８月）(PDF）

公認会計士・税理士
畑中数正