- CFO LIBRARY ホーム
- 決算・開示コラム
- 【国税庁】平成28年度租税滞納状況について
2017/09/03
【国税庁】平成28年度租税滞納状況について
公認会計士・税理士の畑中 数正です。
国税庁が8月に平成28年度租税滞納状況を公表しました。
滞納とは、国税が納期限までに納付されず、督促状が交付されたもの
をいいます。
平成28年度末における滞納整理中のものの額(滞納残高)は
8,971億円となっており、平成27年度末と比べると
803億円減少(▲8.2%)しました。
各税目別の滞納整理中の額は以下のとおりです。
上記の金額には地方消費税は含まれていません。
また、平成29年4月及び5月に督促状を発付した滞納のうち、
その国税の所属年度(納税義務が成立した日の属する年度)が
平成28度所属となるものを含んでいます
滞納残高のピーク時は平成10年度の2兆8,149億円で、
平成11年度以降は18年連続で減少しています。
残高が減少したのは、新規滞納発生額が減少したほか、
滞納整理の促進に努めた結果、整理済額が増加したことによるとのこと。
▼詳細は下記国税庁ウェブサイトをご参考ください。
・「平成28年度租税滞納状況について」(平成29年8月)
公認会計士・税理士
畑中 数正