【決算・開示コラム】[金融庁、平成28事務年度の金融行政方針を公表]

金融庁は21日、平成28事務年度の金融行政方針などを公表しました。

本方針は、
今事務年度において金融行政が何を目指すかを明確にするとともに
その実現方針を示したものです。

今事務年度は全体として金融仲介機能の質の向上に重点を置いており、
人口減少等の経営環境変化においても持続できるよう、
金融機関の経営改革を強く求めているのが特徴です。

一方で、活力ある資本市場を形成するための前提として
市場の公正性・透明性を確保すべく、市場監視機能の強化、
会計監査の質の向上（監査法人のガバナンス・コードを含む）、
開示及び会計基準の質の向上（IFRS任意適用促進を含む）
などにも言及しております。

その他、Fintechや国際的な課題への対応、加えて
こうした施策を実行する前提として金融庁自体の業務のあり方の見直し
について述べております。

▼詳しくは以下の金融庁ウェブサイトをご覧ください。
http://www.fsa.go.jp/news/28/20161021-3.html