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2016/10/31
短信「サマリー情報」様式使用強制撤廃へ
東京証券取引所は10月28日に、
「決算短信・四半期決算短信の様式に関する自由度の向上について」
を公表しました。
2016年11月27日までの期限で意見を求めています。
(四半期)決算短信の一枚目、すなわち「サマリー情報」については
現在、東証の定める様式を用いることが義務付けられています。
これに対して金融審議会ディスクロージャーワーキング・グループの
提言(2016年4月18日)等を踏まえて開示の自由度を高めることになり、
サマリー情報の様式使用強制を撤廃することが提案されました。
2017年3月末日以後最初に終了する事業年度又は四半期から
適用されることが想定されています。
ただし、同様式は「要請」という位置付け(財務諸表などと同等)で、
事実上強制することは変わらないようです。
なお、上記提言を踏まえた短信の記載事項の具体的な見直し等については
本パブコメ終了後、本年中を目途に改めて知らされるとのことです。
▼詳しくは以下の東京証券取引所ウェブサイトをご覧ください。
http://www.jpx.co.jp/rules-participants/public-comment/detail/d1/20161028-01.html