【決算・開示コラム】[ASBJ、6年ぶりに中期運営方針を策定]

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COLUMN 決算・開示コラム

2016/08/12

ASBJ、6年ぶりに中期運営方針を策定

企業会計基準委員会(ASBJ)は12日、同委員会の
中期運営方針を公表しました。

中期運営方針は今後3年間のASBJの活動の基本方針を示すもので、
これまで2004年、2007年、2010年に策定されてきましたが、
2013年には策定されなかったため、今回が6年ぶりとなります。

今回の中期運営方針では、わが国におけるIFRS会社が141社
(適用決定及び適用予定を含む)に達しているという現状の中で、
日本基準の開発と国際対応の二本柱を骨子としております。

日本基準の開発については、国際的整合性を高めるため
収益認識の基準開発を最優先で取り組むほか、
税効果適用指針の整備(一部対応済)や
適用後レビューの実施に取り組むこととしております。

また、国際対応については、国際的な意見発信の強化
(修正国際基準の開発もその一手段)やIFRSの解釈の取組み、
国際的な会計人材の育成に努めることとしております。

▼詳しくは以下のASBJウェブサイトをご覧ください。
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/middle_plan/

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