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2015/11/20
金融庁、有報における退職給付の開示等の不備を指摘
金融庁は20日、「平成26年度有価証券報告書レビュー
(重点テーマ審査・情報等活用審査)」の実施結果を公表しました。
2014年3月31日から2015年3月30日までの決算期の有価証券報告書が
レビュー対象で、退職給付、企業結合・事業分離及び固定資産の減損を
重点テーマとしていました(退職給付のみ新規テーマ)。
今回のレビューの結果、例えば退職給付では過年度に退職金制度の変更を
行ったにもかかわらず当該変更の内容が開示に反映されていない事例や、
退職給付信託として設定したみなし保有株式を
「コーポレート・ガバナンスの状況」で開示していない事例などが報告されております。
なお、退職給付については今年度の有価証券報告書レビューでも
引き続き重点テーマ審査に掲げられております。
▼詳しくは以下の金融庁ウェブサイトをご覧ください。
http://www.fsa.go.jp/news/27/sonota/20151120-4.html