【決算・開示コラム】[ASBJ、連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱いを見直し]

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COLUMN 決算・開示コラム

2015/03/27

ASBJ、連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱いを見直し

企業会計基準委員会(ASBJ)は3月26日に、改正実務対応報告第18号
連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関する当面の取扱い」
を公表しました。

在外子会社がIFRS又は米国基準を採用している場合には
原則としてそれらを用いて連結財務諸表を作成することができますが、
いくつかの事項について修正を求めているのが本実務対応報告です

今回の改正は、
のれんの償却(米国の非上場会社でのれんの償却が認められたことに対応)、
少数株主損益(本年4月からの表示変更に対応)及び
退職給付会計における数理計算上の差異の費用処理に関する事項です。

なお、IFRS第9号「金融商品」の対応(ノンリサイクリング処理など)に
ついては今後の検討課題として見送られています。

本実務対応報告は原則として2015年4月1日以後開始
連結会計年度より適用されます。

▼詳しくは以下のASBJウェブサイトをご覧ください。
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/documents/docs/zaigai2015/

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